ニンゲン社会に興味津々のウサギさんとクマさん。
今日もニンゲンを知るために、ニンゲンが疑問に思ったことを2匹で話をしているよ。

質問サイト、勝手に答えてみたシリーズ

CPUとかメモリってなあに?

まずはパソコンを買うときに、よく聞く「スペック」という言葉を考えてみよう。「スペック」はいろんなことで表現されるけれど、ここでは「何かの処理」を「どのくらい」できるかを表している、と限定するね。

例えばストレージ容量が500GBだとしたら、「データを保存する処理」を「500GB」分できる、ということなんだ。

スペックの話でよく出てくる「CPU」や「メモリ」、「ストレージ」は、「作業する人」や「机」、「ひきだし」に例えるとわかりやすいよ。

「CPU」と「メモリ」、「ストレージ」の例え
「CPU」と「メモリ」、「ストレージ」の例え

だから、

  • CPUの性能が高い=人の動きが早ければ(たくさん人がいれば)、短い時間でたくさん処理ができる
  • メモリの容量が大きい=机が大きければ、一回に処理する量を増やせる
  • ストレージの容量が大きい=ひきだしや本棚やがたくさんあれば、たくさんのデータをパソコン内に保存できる

ってことだね。

同じGB(ギガバイト)でもちがう?!

ごめんごめん、そうだったね。
答えは「YES」だ。

ビデオカメラのデータはSDカードに保存されているとしよう。パソコンで再生する場合はこんな図になるんだ。

動画を再生するときの例え
動画を再生するとき、パソコンではこうなっているよ

つまり、引き出しの中に動画データがあって、再生するときは机の上に少しずつ置いていくことで、僕たちは動画を観られるんだよ。

同じ「GB(ギガバイト)」って単位だからわかりにくいけれど、10GBの動画データはストレージ、つまり引き出しの大きさで、8GBのメモリは机の大きさ。だから、役割が違うんだね。

まとめ

ニンゲンがギモンに思ったことを理解して、自分たちでもしっかり解決。
ウサギさんとクマさんはまたひとつ、ニンゲン社会に詳しくなったね。

つづく