はじめに

昨今では、多くの企業で、テレワークなど会社以外の場所で働くことが多くなっています。そこで悩ましいのが、テレワーク時の服装についてではないでしょうか。出勤時にはスーツとネクタイというビジネススタイルであっても、自宅や近所のカフェなどで働く場合には、もっとカジュアルな格好で働いてもいいでしょう。しかし、社外の人とのビデオ会議の際にはどうすべきかなど、意外と悩んでしまうポイントでもあります。そこで今回は、スーツ未満、普段着以上の「仕事着」の選択肢について考えていきます。

正式なドレスコードではフォーマル、セミフォーマル、インフォーマルといわれる分類がありますが、仕事で着るものとなると、普通のスーツスタイル、ビジネスカジュアル、オフィスカジュアル、スマートカジュアルなどの種類に分けられます。この記事では、仕事着の領域の中で、気軽に着られるものをご紹介したいと思います。

テレワークに望ましい服装とは?

特別な日にしか着ることのない正装とは違って、仕事で着るものとなると、ほぼ毎日、そして長時間着ることになります。その条件を前提に、テレワークに望ましい服装の要件を考えてみましょう。

長時間着ていても疲れない

一番大事なポイントとも言えるのが、長時間来ていても疲れない服装です。サイズが合わない、着心地がよくないといった服装の場合、どれだけ高価でオシャレであっても、長時間仕事をするのに向いているとは言えません。できるだけ柔らかく、軽くて、伸縮性に優れたものが良いでしょう。

自宅で洗える

普段スーツスタイルのビジネスパーソンの場合、スリーシーズンのスーツ、夏物のスーツ、冬物のスーツをそれぞれ数着ずつで着まわし、シーズンが変わるタイミングなどの一定間隔でクリーニングに出すという人も多かったのではないでしょうか。

しかし、テレワークが普通になると、スーツを着る必要性が薄くなりますし、クリーニングに出す機会も減ります。その分、自宅で洗えるウォッシャブル製品がいいでしょう。自宅で洗える服であれば経済的ですし、着る頻度も高められます。

上下がセットになっている

上下セットで販売されている服は、仕事着のように見えるというメリットがあります。また、着るものを選ぶ手間や時間も省略できます。

テレワークの服装の選択肢

コロナウィルスによる働き方の変化に対応すべく、上記のようなニーズに応える形で各社さん様々な製品を出しており、競争が激しくなっているようにも思われます。いくつかご紹介させていただきます。

AOKI パジャマスーツ

「パジャマ以上・おしゃれ着未満」をコンセプトにしているそうで、パジャマスーツ(ニット生地)とパジャマスーツ(ジャージー生地)があります。上記の3大要件をすべて満たしたものと言えるため、筆者自身も購入し、愛用しています。特徴としては、生地がとても柔らかく、伸縮性もあり、さらには自宅で洗えるのも嬉しいポイントです。在宅勤務による運動不足もを避けるため、自宅で軽い運動やストレッチをするときにも、このパジャマスーツのまま動くことができます。

ただし、長く着ていると毛玉のようなものができ始めます。耐久性は気になるところです。

公式サイト:https://www.aoki-style.com/feature/pajamasuit/

AOKI アクティブワークスーツ

AOKIのアクティブスーツは、上下合わせて税込み4800円という価格が魅力の製品です。自宅で洗濯もできますし、伸縮性もあり、軽くい点も特徴です。その分高い人気があり、発売当初は予約が殺到していました。現在では比較的購入しやすくなっているようです。

公式サイト:https://www.aoki-style.com/feature/activesuit/

ワークマン リバーシブルワークスーツ

こちらも上下合わせて税込み4800円という価格が魅力の製品です。軽量で、伸縮性があり、洗えて、収納力に優れて、撥水性があり、裏返すと本物の作業着になるリバーシブルで、且つポケットに収めることができるポケッタブル仕様という、ワークマンらしい製品と言えます。

公式サイト:https://www.workman.co.jp/news/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%81%8C%E8%A3%8F%E8%BF%94%E3%81%99%E3%81%A8%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E6%9C%8D%E3%81%AB%E5%A4%89%E8%BA%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%8A%E4%B8%8B%E7%B5%84%E3%81%A74

おわりに

今回紹介した以外にも、モノタロウの作業着スーツや、オアシスのWWS Bizモデルなど、多くの企業が魅力的な製品を展開しています。今後はさらに新しい働き方に対応した仕事着が増えていくことが期待できるので、新しい働き方に合わせ、仕事着のスタイルを見直してみるのもいいでしょう。